読書会

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コケカツ(75)ジョージ・ソーンダーズ『十二月の十日』読書会

参加者は10名。プルーストを読んでいるけど縮小版で全部読んだことにしたいと言ったら「プルーストマニ車」を作ったらいいと教えてもらいました。回すと『失われた時を求めて』を読み通したのと同じ効力があります。側面にエクレアのく...
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コケカツ(74)ジョージ・ソーンダーズ『十二月の十日』個人的まとめ

ジョージ・ソーンダーズ『十二月の十日』読書会に向けてまとめておいたメモを公開することで、1回分の更新を稼ごうという腹です。 ネタバレあります。 ・なんでアメリカ人はソーンダーズが好きなのかわからない:最近駒草出版...
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読書会の理由

この前「読書会を15年続けている」って書いた。 15年というと2003年のことで、改めて数字を出してみると「そんな時からやってたかな?」と怪しくなってきた。 元々はDASACONというSFやミステリの人たちの集まりがあっ...
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第57回読書部テジュ・コール『オープン・シティ』

第57回の報告でありますが、まず最初に第56回トマス・ピンチョン『V.』読書会の報告が抜けていることを謹んでお詫び申し上げます。めんどくさくてまとめておりませんすいません。「過去を書き換えていくこと」「プロフェインのからっぽさ」「後半につれ...
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第55回読書部活動ハサン・ブラーシム『死体展覧会』(白水社エクス・リブリス)

去年は読書部の活動報告をすっかりさぼっていたので、今回の読書会が何回目か忘れてしまいましたが、たぶん55回目です。 今回の課題図書ハサン・ブラーシム『死体展覧会』はまったく素性の知れない中東の作家ということで身構えていたのです...
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2017年の読書部活動報告

Twitterを主戦場にしていると、ついつい140文字以内に入るような文章ばかりを考えてしまって、長い文を書くことが億劫になって更新が滞ってしまいます。本当なら読書会の記録や苔観察の記録をつけて、数少ないであろう同好の士に役立ててもらえるよ...
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2017年9月24日海外短編読書会のお知らせ

隔月で長編の読書会を開催しています(次回は9月9日に『キャッチ-22』)。15人以上入れる会議室を準備していますが、参加できない人の声を聞くことが増えてきました。また、Twitterでも投票数を見ると100を越えてくるた...
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第49回読書会 閻連科『炸裂志』

中国人作家を取り上げるのは初めての試み。当日までに課題図書と話題になった『愉楽』を読んでおけばいいかなとのんびりしていたら、訳者の泉様から連絡がありご参加いただけることになりびっくり。とても気さくな方で、後書きだけでは知ることのでき...
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第47回読書部 フリオ・コルタサル『石蹴り遊び』

今回から課題図書候補を4冊ピックアップし、Twitterでの投票によってトップの本を課題図書にするという試み、最初は100票以上の投票をいただきました。ありがとうございます。しかし、終了前日まで1位と2位だったヴォネガット『猫のゆりかご』と...
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第46回読書部 スティーブ・エリクソン『Xのアーチ』

今回の参加者は13名。本来であればエリクソンでも評価の高い『黒い時計の旅』にすればよかったけど、新刊の文庫を敢えて選ぶ。そもそも、スティーブ・エリクソンは別の作品の登場人物を、映画のようにカメオ登場させることはきちんと読んでいる人に...