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鎌倉の苔むすびに行ってきた

鎌倉にある苔むすびさんが実店舗をはじめると聞いたので、オープン初日にうかがってきました。 鎌倉駅から歩いてちょっとなんですが、何せ神奈川に足を踏み入れることが年に数回という身では、鎌倉駅のどこから歩けばいいのか分からなくなってしまうの...
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2018年最初のコケ観察はすごい人たちと

とあるコケ専門家の研究観察に同行させていただく機会をいただいきました。観察会などで遠巻きに見つめることしかできない先生方とお近づきになれる一方で、わたしのような未熟者が話しかけていいのか……、観察中もずっと逡巡し通しの一日になってしまったの...
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「三重生物」が苔的に熱い

5月の話ですが、国立科学博物館と三重県総合博物館が合同で主催する苔と地衣類の観察会に参加してきました。キャンセル待ちもいたそうですが、今年はすでに3回も国立科学博物館での苔イベントに当選してしまい、すっかり運を使い果たした気分です。 ...
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『コケの生物学』(研成社)は難しい! でも、苔をもっと知りたい人は必須

苔に接するようになって分かったのは、資料がとても入手しづらいこと。文学関連だと過去に研究している人がたくさんいるから学会も複数あったり冊子になっているものもたくさんある。苔はそもそも書籍自体がとても少ないし、苔玉を初めとする園芸の人と、苔観...
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苔界の第一人者児玉務先生追悼・著作集『ええもん見つけたな』で号泣

SFとかラテンアメリカ文学にはまった時、真っ先にやったのは読むことよりも買うことでした。どちらも21世紀になってから本格的に触れたので、20世紀に出版されたおもしろいけど売れない本というのはかなり稀少だった記憶があります。SFだと東京創元社...
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神奈川県の最乗寺で苔初め

JR小田原駅の観音様を横目に見ながら小田急大雄山線に乗り換えると、箱根への線路とはちがった風景が続きます。意外と言っては失礼ですが、のどかな街が続き、田舎の風情を残しながらも人々が生活している街が多い。途中の駅名にもなっているように、工場が...
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2016年、わたしの苔活動

2016年もいい苔をたくさん見ることができました。見始めてから2年もたつとそれなりに分かってくるもので、どういう山にどんな苔がいるのかおおよそ分かるような気がします(関東近辺のみ)。それでも日本蘚苔類学会が認定している「日本の貴重なコケの森...
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京都へ日帰りで2016苔・こけ・コケ展を見てきました

実は京都へ行ったのは3回だけ(そのうちの1回は修学旅行で、もう1回は京フェス(SF関連))。京フェスの時は覚えていないけど、毎回秋に行っていて毎回すっきり快晴で、今回もそのジンクスは守られた。 京都へ着いたら地下鉄にすぐ乗り換...
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苔観察日記 富士山五合目その2

5時に起きだして一人ごそごそと外に出る。ゆうべからの快晴が続いて富士山には傘がかかっているので、今日は晴れそう。山荘から少し歩くと見晴台があり雲海が見られる。じっとしていると光の加減で雲海のあちこちに虹ができる。 だい...
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苔観察日記 富士山五合目その1

登山をしていた頃から富士山には登りたくなかった。当時は世界遺産になるかならないかという時期だったけど、日本人も海外の人もとにかくたくさんで、登山と言うよりは混雑する観光施設。見たい展覧会でも混んでいると諦めてしまうくらい熱意の低いわたしにと...