ソ連

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歯止め

いま読んでいる『スターリン―赤い皇帝と廷臣たち〈上〉』では、スターリンと彼の取り巻きたちがまるで部活のように政治に関わって殺し殺されする様子が語られる。彼が農民を敵視して数百万人を餓死に追い込んだ理由はただ一つ、ソビエト連邦の強化。外債を支...
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『2666』を読みながら心はロシア

『ロシアとソ連邦』、『記憶の中のソ連―中央アジアの人々の生きた社会主義時代』を読んだ。普段読まないような社会主義について調べているのは、ソローキン『青い脂』から触発されているためだ。「なぜソ連の人々は同朋を大量に殺してまで社会主義という実験...