コケカツ(62)100万円もらったら

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けんすうさんが100万円の宝くじで何が変わるのかを考えている。
元々はベーシックインカムの実験ということで、月に8万3000円が渡されるそうで、一度に100万円使えるわけではないらしい。
それでも中小企業の労働者としては月に8万円も増えたらかなり余裕ができる。時間を増やすため、そして増やした時間を自分の目的に集中して使うためにお金を使いたいと考えるようになった。

わたしの主眼は本とコケ。

本は、良い本を買うことはもちろん、fuzkueのように集中して読むための場所や、読書会のようなことにお金を使っていきたい。
中野さんがこんまりの教えに反して本を買って積んでおくこと(togetter)について書かれている。おっしゃることはごもっともで、思ってもみない時に突然読んでない本や読んだ本が必要になることがある。プルーストを読んでいると哲学ぽい話題が出てきて、おっこれはベルクソンの流れかと気づいて、普段読まない哲学書が家にあって手に取れるかどうか。1冊の本を読むということは、その背後にあるたくさんの本を読むことであって、すべては繋がっている。それはうっすら分かっているのだけど、そのときに実際の本を手に取って該当する箇所を再読できるかどうかは大きい。今は『次の本へ』を読んでいる。有名な人も無名な人も関係なく、自分が影響を受けた本と「その次に」読む本を一人4ページ程度で語る。ぴんとこないものもあれば、これは知らなかったと驚く本も。

そういう複数の本をもってfuzkueとかに隠り、とっかえひっかえ読んでいるうちに目的の本を読了することができたら、そんな愉快なことはない。本と場所、これは読書家にとって永遠の課題です。
書籍購入と、外で集中して読むための移動に費用を計上。

コケを見ることにもお金を使いたい。良い顕微鏡を買って(あるいは今のをメンテナンスして)、左木山さんのようにちゃんと細胞を見ていきたい。それをただ発表するのは既に先人がいるから、どうやってコケ愛好家・愛好家以外にも美しさを伝えられるかを考えている。やっぱりYoutuberとして動画デビューするしかないのかな。「ケビラ味がありますねー」とかゆっくりの声で語らせるべきなのか。
動画はもう自分で作る体力とか時間がないので外注するしかない。そして、何よりコケを見に行かなければ動画はできない。だからコケスポットへ行くための旅費と動画発注代になるだろう。

コケの動画ががさらにお金を生むかどうかは分からない。でもやりたいこと、自分がやらないといけないと思ったこと、自分がやらなかったら自分を嫌いになってしまいそうなことは、無駄だと言われても思ってもやらないと。本当は自分一人でやるようなことではないのかもしれないけど、えらい先生についていくというのもできない性分。自己流でなんとかならないだろうかとあがき続けている。
お金を生み出すところに本来はお金を使うべきなのだろうけど、やりたいことを元気にやれる時間には限りがあるから、やりたいことがある人は素直にそこにお金を使っていくしかない。それを見つけられただけ、わたしはラッキーだと思う。

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