さようなら生肉


安い焼肉屋のユッケから始まった食中毒事件は、とうとう生の牛肉を提供することを国が自粛要請するという実質的な禁止の事態にまで発展した。

厚生労働省の統計を見ると、確かに生肉での原因となるカンピロバクターは食中毒を起こすことが多いが、ここ5年に関する限り死者が出たことはなかった。

うがった見方をすると、福島の件から目をそらすために、規制さえすれば仕事をしたと思わせるための民主党の浅はかな愚策とも思える。ともあれ、わたしの予約しようとした焼肉屋のうちすでに3件が生肉・生レバーをやめてしまった。せめて蒟蒻畑のように子供・妊婦・老人には出さない、というような段階的な運用ができなかったか。自治体による禁止令は牛肉を生食するという食文化を断絶してしまう。一部の店に発生した問題を、全体に適用するという乱暴な規制は本当にうんざりする。こういうことは飲食業者と客の間で決めるべき問題であって、公権力の出る幕ではない。

ところで、今は唐辛子とにんにくのシーズン。スーパーにも安くて鮮度の良いものが出回り始めた。特ににんにくはこの時期に30個くらい買っておいて、スペインの家庭のように乾燥させておくと冬までずっと使える。きちんと乾燥させないとあっという間に黴びるので注意。うちの辺りは4個で300円くらいなので、普段よりずっとお得。何よりにんにくは国産が命。水分を含んでいるので焦げ付きやすいが、ペペロンチーノなどは新鮮な唐辛子とにんにくを使うとやみつきになります。あと生野菜でも温野菜でも適当に切って、オリーブオイルとレモンまたはライムをかけたところに、細かく切った唐辛子とすり下ろしたにんにくをほんの少し入れるとものすごくサラダがおいしくなります。ドレッシングいみねーなー。

コメント