毎年なにかしらに挑戦するようにしているが、例年うまくいった試しがない。去年の苔は、挑戦というよりは願望の現実化という感じで、何かを達成したわけではない。ただ、観察を続けて知識が積み重なっていくだけで、それによって社会に何らかのアドバンテージを得るわけではないので、純粋な趣味だと思う。そんな趣味がなければ自分の中のバランスが保てなかったというほどのものだ。
本と苔と猫と酒、どれもみんな非生産的な感じなので、ひとつ生産的な手癖を身につけようと思う。仕事の内容からすると、JSやPHPが順当なのだろうけど、いきなりRubyに飛んでしまうのがわたしの欲張りぶりを表している。数年前に何度か手を出しては挫折してきた。当時は「Rubyを最短でマスターして役に立つものを作ろう」という気持ちが先走ってしまい、基礎の習得をないがしろにしてしまったきらいがある。だから今回は『たのしいRuby』で一からやり直す。所有しているのは第3版なので、3月まで続いたら第5版を買い直そう。
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Rubyで何をつくるのか。
- 読書の楽しさを伝えるアプリ
- 日本酒のおいしさを伝えるアプリ
- 苔の偉大さを知らしめるアプリ
実は何も考えていなくて、なんとはなしに苔についての論文を日本語・英語問わず集めて読みたいくらいのささやかな動機でしかない。
まずは何かを作らなければという焦りを捨てて、地道に基礎を習得するところから始めたい。
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