加湿器

life

加湿器が壊れた。なんか今日は加湿器からケミカルな匂いがするな、と思ったら次の日から蒸気が立ち上らなくなった。

kazというメーカーの製品を10年くらい前に買って、その前にも同じ機種を買っているので、一人暮らししてからほぼずっと冬はその加湿器を使ってきた。すごく原始的な仕組みで、塩水を入れてコンセントにつなぐと電気分解して水蒸気を発生させるというもの。一度塩を入れるとずっと使えるので手入れもいらず重宝していたが、さすがに掃除しないとナトリウムが付着してだめになるらしい。とはいえ、掃除しようにも分解しなくてはならないので、5年、10年使ったら壊れる運命を背負った商品なのだと思う。

壊れる原因はおそらく掃除よりも塩の種類だ。前に壊れた時に、「入れている塩に余計な成分が含まれているからだ」と指摘された。つい「藻塩」だの「こわだりの塩」だのを買ったり、「死海の塩」や「島原の塩」と地方の塩をおみやげにもらうせいで、昔の公社が作っていたような純度の高い味気ない塩を持っていないのだ。加湿器のためだけにナトリウム1kg買うのも愚かしい。

猫は蒸気について関心がないようだ。ただ、加湿器が稼働していないと明らかに静電気が発生する機会が多くなり、猫をつかんだときにぱちぱちスパークしていやがられる。加湿器はわたしの喉をキープする以外にも、家庭円満にも影響する。

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