山湯酒活動「飯士山〜越後湯沢の温泉〜ぽんしゅ館」

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本年の山湯酒活動第3回は、新潟県の越後湯沢をターゲットとした。
ここには100円入れたら日本酒が出てくる脅威の自動販売機があるという。
山の前に酒。
本末転倒であります。

新幹線を使えば東京から80分。
しかも平日限定の割引を使ったせいで、宿泊と交通費で15000円という超破格。
結果として、同じくらいの金をメシや酒につぎ込むことになるのだが……。
今回は都合により、山が後。

越後湯沢駅前

越後湯沢駅前

リフトを使うと簡単に絶景ポイントへたどり着ける。
朝から酒を呑んでいるとしか思えないテンションの年寄り20人に囲まれて、アルプの里へ。
この老人団体がかなりやっかいで、行く先々で自分たちを先回りし、鈍臭くかつ喧しい攻撃をしかけてくる。
食券販売機で10人分3000円をちまちま100円玉で支払っている時には、脳天からかぶりついてやろうかと思った。

アルプの里リフト上

アルプの里リフト上

ここではレストランがある上りを進み、ボブスレーで坂を下り、ふらりと植物園を見て、リフトで帰ってくる、というのが順路。
ボブスレー、ノーブレーキかと思ったら、ちゃんとブレーキがある。
前のおっさんはヘルメット被ってた。
「死への直滑降はヘルメットでは助かりませんぜ」とか失礼なことを聞こえないように囁く。
店員さん曰く「車体は飛び出さないが、人間が転ぶことがある」とか。
ちょっと怖いが、ストレートで加速する時はかなり楽しい。

アルプの里ボブスレー

アルプの里ボブスレー

結構歩いたので昼メシ。
へぎそばの中野屋。
山菜天ぷらとへぎそばとビール。
うまいのだが、蕎麦を食べ始めるとなぜかビールが進まなくなる。
炭水化物が腹の中で膨れているのだろうか。
つきだしの、茄子を天かすで煮たところに漬物が入ってるのがうまい。
店もきれいだし、広くて落ち着く。
越後湯沢に来たら一度は寄っておきたい。

中野屋のへぎそばと山菜天ぷら

中野屋のへぎそばと山菜天ぷら

腹を満たしてエキナカのぽんしゅ館
1箇所壊れてたけど、100種類の日本酒がおちょこ1杯100円で味見できる。
都合1500円も投入してしまった。
味の変化や無料の膨大な数の塩と合わせるのが楽しい。
15杯も呑むと、どれもたいていうまいので、あとは趣味嗜好という感じ。
おもしろいのは、純米も普通酒も混ざっているのに、普通酒の方がさっぱりしててうまいと思うのもあることだ。
そこここで見かける日本酒はあまり自分には合わず、全然知らない酒造の方がおいしく感じた。
これは好き、と即決したのは天領盃山古志だったので、すかさず買う。
たぶん、相対的に見たら高いんだけど、いろんな日本酒を体験できるという楽しさ料金だと思うとすごく安い。
こういうの東京にもできたらいいのに。

ぽんしゅ館前の人たち

ぽんしゅ館前の人たち

今回、山についてはあまりきちんと調べてこなかった。
行けると思っていたアルプの里からのトレッキングコースは積雪のため封鎖中と聞き、ショック。
駅を挟んで反対側の飯士山へ。
いいじやま。
1100メートルだから大したことないと思っていたが、侮りがたし。

飯士山その1

飯士山その1

坂がとにかく急。
ずっと急。
確かに遠くから見てもかなり鋭角な山だとは思ってはいたの。
でも、これほどまでとは、と5分毎に休憩しないと進めないレベル。
しかも、昭文社の登山地図オンライン版に掲載されていないので、どこまで進めば幸せになれるのか分からない。
途中、トレイルランの人に追い越されてびっくり。
こんな急坂を走れる人がいるのか。
ほぼ絶壁のような坂を、ロープを使ってひょいひょい登っていく。
人ではなく、猿ではないのか。
ジャージを着た猿だったのだ。
虫も出てきたし、でかい蜂がわんわん飛んでるし、素人にはおすすめできない。
だけど、景色はいいものです。

飯士山その2

飯士山その2

落ちたら死ぬ岩を越えたり、4回くらいアップダウンを繰り返して、ほうほうの体で頂上分岐。
もう20分登れば頂上でしたが、ムリ。
頂上から佐渡ヶ島も見えるらしいですが、どうでもいい。
早く帰りたい。

飯士山その3

飯士山その3

下山後のビール最高。
名前も知らない蕎麦屋で、とにかく最初のビール。
このための登山ですから、世評とか食べログポイントとかどうでもいいんです。
黙ってスーパードライ。
2本目から一番搾り。
リザレクション!
風呂は江上温泉浴場
洗い場多し、浴槽ちょっと狭し。
でも土曜の昼下がりは空いてます。
汗を流して、もう一度ぽんしゅ館! 
もう一度ビール!
越後湯沢、いいです。
駅にこじゃれた書店もついてるし、3部屋ついたマンションが4万円だし。
冬に雪に埋もれて平気な人は移住したらいいんじゃないでしょうか。

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