海外文学

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コケカツ(45)「文藝 2020春」ジェニー・ザン

コケカツ!とは野山に分け入ってコケを見ること。撮るだけで採らない。 話題の「文藝」を買ってみた。売れすぎていてなくなるかもしれないというTweetを見て書店に走ったら本当に売っていなかったので、余計に欲しくなってしまう。まんまとやられ...
Bryophytes

コケカツ(35)ナボコフ『ヨーロッパ文学講義』のプルーストで年越し

コケカツ!とは野山に分け入ってコケを見ること。撮るだけで採らない。 ソーンダースの新刊と、失われた時を求めての4巻、収容所のプルーストの再読を抑えて次に読む本はナボコフ『ヨーロッパ文学講義』プルーストの章に決まった。今は河出文庫から出...
Bryophytes

コケカツ(34)失われた時を求めて3を読了

コケカツ!とは野山に分け入ってコケを見ること。撮るだけで採らない。 光文社古典新訳文庫のプルースト『失われた時を求めて 3 第二篇「花咲く乙女たちのかげにI」』を読み終えた。今回は後書きでチャプスキの『収容所のプルースト』について触れ...
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第49回読書会 閻連科『炸裂志』

中国人作家を取り上げるのは初めての試み。当日までに課題図書と話題になった『愉楽』を読んでおけばいいかなとのんびりしていたら、訳者の泉様から連絡がありご参加いただけることになりびっくり。とても気さくな方で、後書きだけでは知ることのでき...
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こちとら江戸っ子、毒蝮フォルスタッフの悪口三昧を楽しむ シェイクスピア『ヘンリー四世 第一部』

あまり作家を好きになるということはなくて、ある作品は好きだけど別の作品はそれほどでもない、ということもそれなりにある。しかし、作家ではなく翻訳者や学者となると、その主張が好きだから読んでいるので、別の本を読んで「はずれ」と感じること...
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アリソン・アトリーがいかにすばらしいかを引用する

ずっとラテンアメリカ文学を中心に読んできたけれども、自分もいい年だ、本当に自分が好きな小説とは何かをきちんと見極めるべきだろう。もちろん、ラテンアメリカ文学特有の熱い消耗するような世界は大好きだ。でも、本棚がそれだけだとなんだか息苦しい。他...
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第42回読書部 カズオ・イシグロ『忘れられた巨人』

読書部は隔月で「1人ではなんとなく読む気にならないけど、他人の意見は気になる」本について集まってお話する会です。今回の課題図書はカズオ・イシグロ『忘れられた巨人』。実は数年前に前作『わたしを離さないで』でも取り上げたことがあり、その際には世...
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第40回読書部活動 ミハル・アイヴァス『黄金時代』

ピンチョン『重力の虹』読書会からわずか1カ月後、たしかに一人では読むのが大変な海外文学を課題図書にはしているが、軽い気持ちで選んだミハル・アイヴァス『黄金時代』に意外な苦戦を強いられていた。前作『もうひとつの街』は周囲の読んだ人はみな好評だ...
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2014年ノーベル文学賞のパトリック・モディアーノのAmazon古書価

タイトル通り、受賞後1時間の古書価経過を追ってみました。観測漏れもありますが、気になさらず。 10/9 20:10 10/9 20:20 10/9 20:30 10/9 20:40 ...
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ジーン・ウルフ『ピース』人物相関図その4

4.ゴールド ここが最も人物の関連をつかみにくいと思った。 それまでは幼少期だったのに、一気にオールデンが50代になってるから、未来にすっ飛んだような気になる。 加えて、ステュアートがぼけちゃった。 オールデンのことをずっとジミ...