行政書士

いろいろまとめないといけない

こんな歳になってから行政書士を目指すなんて我ながら正気とも思えないが、なんとなく編集などで言葉をまとめる仕事をしてきたことが結果としては法律につなげた方が世のため自分のためになりそうな気がしたので、1年くらいびしっと勉強してみることにした。...
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ナボコフ『絶望』読書会

去る11月16日、都内某所にてナボコフ『絶望』(光文社新訳文庫)の読書会が開催された。人数は9人。ナボコフというとどうしても敷居が高い。海外文学の金字塔と言っても過言ではない。そんな本をこういう機会だから読もうと集まってくださった方...
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『ナボコフ全短篇』を全部読む試み――「ラ・ヴェネツィアーナ」――

ここまで4篇読んできた『ナボコフ全短篇』はもちろんどれも粒ぞろいではあるのだが、この「ラ・ヴェネツィアーナ」は頭ひとつ抜けていると言えるだろう。そしてナボコフを「幻想作家」と呼ぶことが許されるのも本作あってと言えそうだ。「森の精」に限らずナ...
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『ナボコフ全短篇』を全部読む試み――「じゃがいもエルフ」――

じゃがいもエルフという垢抜けない、ちんちくりんなイメージ。指輪物語を読んでいる我々ならホビットを連想するところだろうが、本作は1929年にかかれているので、指輪物語は構想されてはいるが作品にはなっていない。前半と後半でがらりと勢いを...
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『ナボコフ全短篇』を全部読む試み――「森の精」――

全880ページ。かつては2巻分冊だった短篇集が1冊にまとまり、しかも改訳・新訳が入って早2年。次回『絶望』読書会にあたり、そろそろこいつを瓦解せねばなるまいと思ったが、一気に全部読み通すのは骨が折れる。そもそも短篇集を一気に読むと、ちがう味...
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次回読書会は11/16(土)、課題図書はナボコフ『絶望』です!

次回読書会は11/16(土)、課題図書はナボコフ『絶望』です! 「10月出版」としかないので日程的にやや不安が残りますが、ナボコフで読書会をする機会はなかなかないと思います。ナボコフ初読の方もぜひ。 日時:11/16(土) ...
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竹内栖鳳展で感性を揺さぶられる

東京国立近代美術館で開催されている竹内栖鳳展は、単純に日本画と洋画の融合を結実させた画家という以上に、なんだか心揺さぶられるものだった。 なんといっても有名なのは日本画の技法でローマを描いてしまった「羅馬之図」。 長谷川等伯『松...
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オリンピックの開催候補地と国体の開催地

先日東京オリンピック開催が決まった。開催については賛否あり、経済的効果が薄いらしいというならば別にやる意義などなかろうという立場。都内在住とはいえ、あまり影響がなさそうな職種なことも否定したい原因の一つではある。 経済効果はともかく、...
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ミロラド・パヴィチ『ハザール事典(男性版)』

本棚に収められてから幾歳月。いつかは読まねばならない本というのはたいていそうなのだが、いつも本棚からこちらを見ているように感じられる。自分の視界には入っていないはずなのだが、『ハザール事典』が本棚に収まっていて読まねばならないという誰に約束...
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ローラン・ビネ『HHhH プラハ、1942年』(東京創元社)

今年のはじめに読んだ『マウス―アウシュヴィッツを生きのびた父親の物語』は、タイトル通りユダヤ人の視点からナチスの迫害を描いた漫画で、晶文社が絶版にしているのが許せないくらいわかりやすくておもしろくて、描き手の葛藤が見える作品だった。...