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第62回読書部ウンベルト・エーコ『ヌメロ・ゼロ』

2015年に発表されたウンベルト・エーコ最後の小説『ヌメロ・ゼロ』、英語だと「ナンバー・ゼロ」になります。過去の日刊新聞を作るという名目で集められた編集者たちは、(存在を確認していない)クライアントの意向に沿いつつ、読者をコントロー...
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著者を育てるのではなく、読者を育てる

ずっと書籍に関する仕事がしたいと思って働いてきたけど、新卒カードを切り損ねて出版社に入れず、執筆者になる熱意もなく、ただ漫然と協力会社みたいなところで働いてきた。一方で本が好きという気持ちは変わらず、年に80冊くらいは読んできた。読書量の多...
Bryophytes

岡モス関東のコケ観察会に行ってきました

「岡モス」とは岡山コケの会の略称で、コケの愛好家たちの本拠地が岡山にあるのは知る人ぞ知るひみつ。コケに関しては関東よりも関西の方が愛好家や愛好家の集いは多いみたいです。関東だと個人で観察会とか、博物館の観察会に参加というのが基本で、同好会の...
Bryophytes

国会図書館でHikobiaを見てきた

Hikobiaは広島大学が年刊で発行している雑誌で、植物学の論文が掲載されている。コケの論文が頻繁に掲載されているのは検索して知っていたけど、まずは中身を見てみないと手元に置くかどうかは分からないので、国会図書館で実物を見てきた。 ...
読書部

第61回読書部ミランダ・ジュライ『最初の悪い男』

まずは各地の書評を。 角田光代@All Review 山崎まどか@BookBan 小俣鐘子@読書人:「勤務先のNPO団体では、自らが発案した護身術エクササイズのDVDの売れ行きが上々で、同僚との関係も良好。」えっ? 未翻...
Bryophytes

某亜高山帯にてコケ観察:チャケビラゴケを探して

人を募って亜高山帯へ。4人いるとバスとタクシーの値段が変わらなくなるので、時間を気にしなくてよいというのがありがたい。ここは人通りがあまりなく見所が広範囲なので、人気スポットにもかかわらずコケ観察の穴場なのだ。都心からはちょっと遠いけど、行...
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読書会の理由

この前「読書会を15年続けている」って書いた。 15年というと2003年のことで、改めて数字を出してみると「そんな時からやってたかな?」と怪しくなってきた。 元々はDASACONというSFやミステリの人たちの集まりがあっ...
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仕事さぼってでも行くべき 練馬区立美術館「芳年ー激動の時代を生きた鬼才浮世絵師」

練馬区に訪れたのは2,3回しかなくて、おそるおそる電車に乗った(練馬駅の乗換が分かりづらい)。最寄り駅はまずは近くの古本屋を、と、古書クマゴロウさんへ。右手に立派な新書の棚、左手には文学や哲学・歴史が充実しているんだけど、今は脳みそ...
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『シモーヌ・ヴェイユ アンソロジー』はヴェイユ入門に最適

哲学について全くの門外漢だったわたしですが、数年前にぼろぼろの古本で出会った『重力と恩寵』(ちくま学芸文庫)には衝撃を受けました。 冒頭の たましいの自然な動きはすべて、物質における重力の法則と類似の法則に支配されている...
読書部

第60回読書部リチャード・パワーズ『舞踏会へ向かう三人の農夫』

第60回を迎えました読書会の課題図書はリチャード・パワーズのデビュー作『舞踏会へ向かう三人の農夫』。リチャード・パワーズについては過去に『オルフェオ』の読書会に参加したことがあり、『囚人のジレンマ』を読んだことがあるのですが、個...