Evernoteと図書館


Evernoteには何でもいれられるがゆえに、WEBの記事を貯めておいておしまい、ということになりがちだ。Evernoteで保存することは習慣になったが、そこから何をするかが問題だと思う。

とりあえずささやかな一歩として、本についてEvernoteを活用したいと思った。おもしろそうな本は日々出版されてたくさんの人が紹介しているが、全部を買っていたらあっという間に破産してしまうし、読んでみて自分に合わないものもあるだろう。そこで、Evernoteを使っておもしろそうな本を片っ端から登録してみたら、2年で記事数が1000件を超えた。これを読むこと自体がまず一苦労であり、ボルヘスの迷宮のようだ。

そこで、図書館の出番。新刊だと競合が多いのですぐには借りられないが、数年経過した本がおもしろそうと思ったときにはこの方法が便利。今はインターネット上で図書館の予約ができるので、Evernoteに保存してある本を予約しておき、図書館で借りたらその場で全部の目次に眼を通す。そして本当におもしろそうなものだけを持ち帰って読む。特に新書の場合は図書館でささっと読んで、すぐに返却するようになった。これだと家まで本を持ち帰らずに済むので荷物が軽くなるし、自分で購入すべきか判断もできる。Amazonの中身検索も目次を見るだけなら可能だが、やはり目次を見つつ本文にもさらりと目を配れる点で実際の本を見るのに勝るものはない。インターネットやタブレット端末は流し読みという点ではまだ実際の本にたちうちできていないと思う。

流し読みの大切さに改めて気づかされたのは、メールマガジンの頃からどうやっても叶わないなと思わされている読書猿の「最速から最遅まで読書技術のABCを速度順に並べてみたー新入生におくるその3」だ。改めて流し読みで得られる情報はたくさんあり、それで十分な本も多いということだ。なにも本の質が悪いとわけではなく、読んでみたらわたしの知識が足りなくて、じっくり読んでも本の中身を全て活かしきれない場合などだ。その場合は、より入門的な本をまた予約して自分をその分野の入り口に誘導していくことができる。

順位づけしてみた。下に行くほどじっくり読みたくなる本。岡田よしたかのようにじっくり読まなくても購入する作家もいますが。

  • 図書館から流し読みしてすぐ返す
  • 図書館から持ち帰って読む
  • 古本で買う
  • 新刊で買う

これによって、普段読まないノンフィクションにも少しずつ目を通すようになったし、買わなくて良い本を見分ける機会ができたので、部屋のスペースが増えるという点でも効果がある。しばらく続けてみるつもりだけど、今の住まいは図書館から1駅離れた場所にあるので、それなりに時間がかかるのが少し不満。家に届くサービスとまでは言わないが、駅まで本を届けるサービスがあったら幸せなのにな。

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