古本ツアー納め

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久しぶりの古本ツアーはいつも通り中央線沿線。ちょっと合流が遅れたので、今回はそれほど買わずに済むかと思っていたのは杞憂に終わりました。

  • Soft Machine「Alive and Well-Recorded in Paris」
  • 『怪奇探偵小説傑作選〈3〉久生十蘭集―ハムレット』(ちくま文庫)
  • 淀川長治・蓮實重彦・山田宏一『映画千夜一夜(下)』(中公文庫)
  • 中上健次『熊野集』(講談社文芸文庫)
  • 中野好夫『風前雨後』(講談社文芸文庫)
  • F・カリンティ『エペペ』(恒文社)

「Alive And Well-Recorded In Paris」はソフトマシーン後期、アディエマスで活躍したカール・ジェンキンス在籍後のライブ音源。Gilgameshのような柔らかい音のジャズロックが大好きで、前期ソフトマシーンはちょっとロックのテイストがいがいがしていて苦手なのだが、後期のギターが絡んでくるあたりは世評が良くないが、わたしは好き。

怪奇探偵小説傑作選の久生十蘭は持ってないので慌てて西荻の某店で購入。後で高円寺の某店でも見かけてはっとしたが、購入価格の倍だったので「勝ったっ」と心の中でガッツポーズ。あと海野十三でコンプリートのはず。

今日最大の収穫はなんといっても『映画千夜一夜(下)』。3人の対談のはずなのに、軒並み淀長せんせいがべらべらしゃべってる楽しい座談会なのです。初めて読んだのは鎌倉の川喜多映画記念館で新藤兼人の展示をやっているときに、付属のライブラリで休憩がてら。ハイパーなしゃべりをおそらくは忠実におこしてあって、だいたい長くしゃべってるところは淀長せんせいで、下手すると2ページにわたってあらすじがてら、いかにおもしろい映画であるかを蕩々としゃべりたおしている。この愛がいいのです。

『熊野集』『風前雨後』はどちらも読んでおかねばなるまい的に購入。中野好夫の気骨ある文章は選挙前にふさわしい感じです。

もう一つの目玉は『エペペ』。20代で読んで、知らない国をうろうろしてるだけのぼんやりした話という印象だけだったので、あれから10年たってどう印象が変わっているかを確認するために購入。しかも今度は帯付きだっ。

てなわけで、今年は洋服も本も結構買いだめたので、お買い物はこれにて打ち止めにしたい所存です。

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