コケカツ!(2)

ムクムクゴケ@AKM48 Bryophytes

コケカツ!とは野山に分け入ってコケを見ること。撮るだけで採らない。

コケカツは当然アイカツからぱくっているのだけど、アイカツを見たことはない。伝え聞くところによると、アイカツには登山だかハイキングだかのシーンがあり、その時に「アイカツ、アイカツ」とかけ声を出して登るのだそう。この話を聞いたあとに、奥多摩の某山でコケを見ようと険しい山道を登っているときに自然と「コケカツ、コケカツ」と呟いていた。これだ。アイドル活動と同じようにコケ活動をしているではないか。あちらはアイドルになるための活動だろうけど、わたしは残念ながらコケにはなれない。

もう一つぱくった元がある。シムカツおじさんだ。

初めて見たときひたすら笑い転げた。「世界の穏やかじゃないシミュレーターをプレイする『シムカツ!』」。やられたと思った。誰も得してない、自分だけがつらいけど楽しい感じ、コケと一緒じゃないか。シムカツおじさんはトンネルを掘るシミュレーターで、TNT火薬をしかけ、穴を掘り、石を運ぶ、それを延々繰り返す。自虐的でありながら、知らない世界を見る楽しさ、そういうところがコケ観察に似ている。

コケカツ日記をつけていくにあたり、
「とりあえず1年毎日書いてみる」(これは柿内さんからぱくりました)
「困ったらコケの写真を貼る」
というスタンスでいくことにした。コケは日本に1700〜1800種類あるという。そのうちの3割くらいは琉球や小笠原にしかいなかったりするけど、関東近郊でも200種類くらいはいるはず。200種類を丁寧に見ていけば、1年くらい続けられるのではと思ったのだけど、蘚類も見ていかなければいけないことになる……、蘚類はどれも同じに見えて苦手なのです。

あと、これは何度も書いていきたいのですが、コケの世界というか生物の世界は誤りに厳しい。顕微鏡も見ないで図鑑の写真に似ているからと具体的な種名を書いてまちがっていると、びしばし指摘が入る。ずっとその指摘をこわがってきたけど、まちがっていてもいいからどんどん書いていこうと思います。コケのえらい人たちは顕微鏡を見てしっかり種の同定をすべきと言いますけど、気軽な気持ちで顕微鏡は買えません。中古でも5万10万平気でする世界にひょいと出費できるほどの人はそうそういないはず。顕微鏡はあった方がいい、それは確かなのですが、顕微鏡がなくてもコケを見るのは楽しい、ということを伝えていきたい。顕微鏡はいつか、我慢できなくなったら買う、でいいのではないでしょうか。と書いておきながら、わたしは顕微鏡を持っていても、プレパラート作るのがめんどくさくて見ていません……。このあたりのことも追々書いていきたい。

顕微鏡でのコケの美しさはこの本を見よう!

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