コケカツ! AKM48


コケがすてきな場所に赴いてコケを愛でる活動、コケカツ。今回は三重県にある赤目四十八滝、コケ観察家の中では通称AKM48と呼ばれるスポットに行ってきました。東京から名古屋まで新幹線、そこから近鉄に乗り換えて3時間以上かかる難儀な場所です。しかし、ここは蘚苔類学会も認める「貴重なコケの森」。

希少種が多数生育するというわけではないが,「日本の滝百選」や「森林浴の森百選」にも選ばれており,コケ植物が織りなす景観として優れている.

とあります。しかし、砂漠のような東京から見ると稀少な種ばかりに見える、夢のようなコケカツが期待できる場所なのです。ムクムクゴケは大きな群生を作っているし、ヒノキゴケやホウオウゴケは普段見るものの1.5倍くらいある。

ただ、今回は梅雨明けの時期ということもあり、潤いすぎて写真が変に反射してしまう。こんなこともあろうかと小さなティッシュを用意しておいて、水分吸収させてから撮るつもりだったのだけど、何しろ立っているだけで汗だくになるほどの湿度と温度。ティッシュもすぐに湿ってしまい、あまり役に立たない。さらに識別の手がかりとなる胞子体はほとんどついていない時期ということもあり、いつもにまして何のコケか分からない。最初は名前が分からず写真もダメでイライラしてたんですが、途中から「きれいだからいいや!」と開き直れました。これ、1人だったらずっとイライラしたままだったかもしれない。コケに詳しい人、コケを愛する人たちが一緒だったから自然と楽しむ気持ちが伝染してきた。こういうの、読書では難しくて、どうしても1人で読まないといけないから、うまくいかない時や合わない場合の対処法を自分1人で編み出さないといけない。コケは人もつなぐんだなー。

入口のオオサンショウウオ

入口のオオサンショウウオ

冬虫夏草の当たり日! これはカメムシタケ

冬虫夏草の当たり日! これはカメムシタケ

白っぽい透明感が美しいアブラゴケ

白っぽい透明感が美しいアブラゴケ

ヒメトサカゴケの無性芽、触ったら爽やかな香りしました

ヒメトサカゴケの無性芽、触ったら爽やかな香りしました

茸もたくさん。サクラタケ?

茸もたくさん。サクラタケ?

肉眼で見えないくらいの小ささだけど細胞が大きいヤバネゴケ

肉眼で見えないくらいの小ささだけど細胞が大きいヤバネゴケ

コケ植物の苔類の中でも、丸い腹片がついたコケ派。ヒメウルシゴケ

コケ植物の苔類の中でも、丸い腹片がついたコケ派。ヒメウルシゴケ

この旅の目的、図鑑でしか見たことのなかったシフネルゴケ! 見つけた時の感動はひとしおです。

この旅の目的、図鑑でしか見たことのなかったシフネルゴケ! 見つけた時の感動はひとしおです。

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