リャマサーレス講演会

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昨日はセルバンテス文化センターでブックフェアに合わせて来日したスペイン人作家の講演会があったのだが、労働のためキャンセル。今日こそはと勇んでいざ会場へ。すると、海が見える廊下に人だかりができている。カクテルパーティーとやらで、ワインやジュースに複数のピンチョス(スペイン風つまみ)が無料ででで。ありがたくいただく。

14時をちょっと過ぎ、いよいよ開演。会場はほぼ満員で100人くらい。翻訳者の木村榮一さんのリャマサーレスにまつわる話から。あとがきに書いてあったセルバンテス書店の親父にリャマサーレスの本を教えてもらったというのは嘘で、ハンガリー語を教えていたおもろいおばさんから教わったとのこと。このエピソードは『ドン・キホーテの独り言』に収録されています。また、中学生の時に読んだ『罪と罰』、スペイン語をやり出してから読んだというコルタサル『石蹴り遊び』、ドノソ『夜のみだらな鳥』、ルルフォ『ペドロ・パラモ』には「白い炎」を感じたとのことで、同じ白い炎をリャマサーレス『黄色い雨』に感じたというのは、会場の全員が共感した話だと思う。

リャマサーレス氏の話は同時翻訳によるものなので、ちょっと分かりにくいところがあったが、職業が小説家なのではなく、自分の経験によって小説を書いているのだ、という話が印象的でした。たった1時間で終わるにはもったいないくらい。ぜひまた来日してもらいたいものです。

そして『狼たちの月』にサインもいただいてきました。

いつも照れてしまうので、人に直接サインもらうのめったにないのでどきどきしました。なんて書いてあるかわかんないんで、読めるようにスペイン語がんばります。

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