御岳山と大岳山

life

奥多摩にある御岳山と大岳山に登ってきた。御岳山は最寄り駅を降りるとバスへと連なる長蛇の列。あんたら山登りに来たくせに輪っぱ乗ってんじゃねーよ、と毒づきながら20分ほどきつい坂道を歩き、結局は文明の利器ケーブルカーに乗る。270円。同乗してるおっさんのトークがよどみなくかつばあさまたちの笑いを誘う、薄めきみまろ。「隣の高尾山は大変なにぎわいだそうで、よくも人里離れた御岳山にようこそお越しくださいました」「独り言ではございますが、終点駅ではまんじゅうを売っております。残りわずかだそうです」で車内が笑いの渦。朝10時に残りわずかって仕事しろよ、というつっこみはどこからも入らなかったのが別の国に来たみたい。途中では剣道大会が開催されていたり、なぜか茅葺きの家が残っていたりしてた。

写真は長谷川等伯並にすごい杉。

御岳山はケーブルカー使ったからすごく楽で、これまで登った山に申し訳がたたないくらいあっけなく頂上へ。だが、本当の地獄は大岳山だった。というよりも、大岳山をがんばって登ったその先、奥多摩駅までの道のりが下りではなく、上りも交えてなかなか厳しい岩場で、最後の神社を越えれば温泉(もえぎの湯)というところで、おそろしく上り下りのある神社に出くわす。まさにラスボス。最後の階段では前を歩いてた女の子がびびってすくむほど長い下りで、降りきったら膝が笑ってた。

もえぎの湯はわたしの後からいっせいに混みだし、風呂場の周りにおっさんと坊やたちが鈴なりになっていた。山のぼってない奴は川にでも浸かってろ。風呂上がりのグラスでもらった一番搾りのうまさは格別。このために山に登るようなもんです。

夜は福生にてシュトゥーベン・オータマ2回目。

隣の工場で作ったソーセージやハムを横で食べさせてくれるステキなレストラン。天井が高く、テーブルの間隔が広いところもすばらしい。人を待っている間に、下の売店でおみやげ用のベーコンと、自分用にハムの細切れ(200gで336円という破格)を購入。麦酒はペールエールはどっしりして、ピルスは切れ味抜群(こればかり呑んでた)、黒ビールは焼いた麦をかみしめるようなたまらない香ばしさでどれもこれもうまい。しかし疲れのせいか舌が肥えたせいか、はたまた麦酒の呑みすぎか、ハムの切れ味がいまいち。前来たときはすごく感動したのにな。烏骨鶏スープも心なしか塩気が強い。アイスヴァインという大物がきたので、4人いてもそれほど種類を頼まなかったせいもあるが、おいしいけど味に輝きがないように感じられた。次回はちょっとお高めTOKYO-Xに挑戦すべきかも。サイトをよく見たら、単品で3000円以上するアイスヴァインが、コースだと一人3675円で食べられるってすごくお得。23区からだとちょっと遠いけど、料理と酒のどちらも満足できてかつ安い、わざわざ行く価値のあるレストランなのは変わりません。

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