日常

中野重治詩集 life
中野重治詩集

『重力の虹』に疲れたので、山手線をぐるぐる廻りながら宮本常一『日本の村・海をひらいた人々』を読む。小学生向けに書かれており、ひらがなが多い。元から読みやすい上にひらがななのですいすいいけるかと思うが、書かれていることは我々の親が子供だった頃の家や屋根の形だったり、地名が既に変わってしまったりで、調べるのに案外時間がかかったりする。原題では部屋に役割があったり家族の場所に意味があったりということが失われてきていると思うので、21世紀の小学生でこの本に興味を示す子供はどれほどいるのだろう、とか思ったりもする。

山手線内ではピロリ菌に感染した母娘が医者への不信感を露わにしていた。普段マスクをしていると全く病気にかからなくなることを知ったが、ピロリ菌は既に体内にいて、体が不調になると真価を発揮して人間をのっとると聞いた。こわい。

某駅で降りて、某有名な酒屋で日本酒でできた梅酒を買おうと向かうが休み。有名な結婚式場内にingressのポータルがいっぱいあって乗り込みたくなるがじっと我慢。なまはげの格好をしてiPhoneにラジカセをつないで式場に乗り込み、「hacking unsuccessful, cool down active」と80年代ヒップホップのように大音量で鳴らしたら楽しいだろうな。

某商店街で立ち飲みしようなどと思いたつが、自分の家に昨日大量に購入した塩麹やおでんがあるではないかと思い直し、普段の買い物や古本屋などを覗きつつ歩く。途中に中古酒屋という、ウイスキーやワインなどを買い取り販売する店を見つけるが、そもそも全然安くなっていないし、アンリ・ジャイエのリシュブール’87に100万円以上の値段がついているのを横目で見ながら帰る。中野重治の詩集を見つけ、アナーキストぶりに感銘を受けたので100円で買う。

帰宅して焼き鳥とおでんと野菜の鍋。

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