苔をたずねて三千里

苔の写真を撮り、海外文学を読んでいます。

book ラテンアメリカ文学 読書部

ガルシア=マルケス『族長の秋』第4章

投稿日:


第4章から大統領の弱さが前面に出てきますね。

P.174
レティシア・ナサレノの非業の死を追想する
P.175
大統領が亡くなったことを知った者が、誰がそれを大統領に告げにいくか、というジョーク
P.176
大統領、聴覚を失う
P.177
独裁者の耳が聞こえなくなる→記憶していることを手当たり次第に紙に書く
名前は「サカリアス」
P.180
母親がまだ生きていて、腐りかけている
P.183
独裁者の母親への介護が続く。他者の意見には耳を傾けない。※ついさっきまで何も聞こえなかったのに!
ヒツジの血に母親を浸したりする。
P.184
2/23 母のベンディシオン・アルバラド死去。そして逆巡礼ツアーとして、母親の遺体が氷漬けにされて全国を周遊する。祈れない者がいないようにという配慮
P.189
長年続いた逆巡礼の間に、母親が息を吹き返したと話題になる。そして列聖へ。
P.194
しかし、大使が母親の奇蹟はペンキだったのじゃー、とばらす。民衆にぼこぼこにされいかだでローマに帰らされてしまい、大統領の権力を見せつけられたローマ法王は、母親を列聖へ推挙するのだった。
P.198
調査に来た神父は、奇蹟の影響をいちいち書き留めたり、酔っ払って喧嘩をしたり、大統領の家の中に入り込んで女中に母親の生前を聞いたりする。
P.204
大統領は母親の過去を知るために神父に敢えて手出しをしないが、命に背いて神父を暗殺しようとする輩が現れる。大統領はなんとしても連れて帰れと命じ、撃たれたものの元気な神父と再会
P.208
奇蹟のネタバレ
P.210
一人称になり、ネタバレされた大統領が剥製となって軽くなった母親を抱き上げる。
P.214
真実を言い渡したローマ側と全面戦争を宣言する大統領。アホだが傀儡ではない、自らの責任を見せるところがかっこいい。
そして、僧職関連者を追放。その際に金銭を持ち出さないように全員裸にして乗船させる。そこで唯一の正妻レティシア・ナサレノに出会う
P.218
手違いで帰国してしまったレティシア・ナサレノをジャマイカまで追いかけて誘拐
それから数年、添い寝するものの、ことを遂げるに至らない様子
P.220
レティシア・ナサレノに水中でまさぐられるが、見つからないために突き飛ばされる「おっ母さんのところに戻って、産み直してもらいなさいよ」
P.222
1年以上かけて、レティシア・ナサレノは大統領が添い寝することに慣れていった
P.223
2人はとうとう裸になるが……

ad02

ad01




ad02

ad01




-book, ラテンアメリカ文学, 読書部
-, ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


関連記事

no image

本棚の上でボルヘスとガルシア=マルケスは何人踊れるか

某氏と話していて「○○のボルヘスにろくなやつはいねえ!」「でもチベットのボルヘスはいいよね!」と盛り上がった際、はて、他に○○のボルヘスや○○のガルシア=マルケスと呼ばれる人物はどれくらいいるのだろう …

第42回読書部 カズオ・イシグロ『忘れられた巨人』

読書部は隔月で「1人ではなんとなく読む気にならないけど、他人の意見は気になる」本について集まってお話する会です。今回の課題図書はカズオ・イシグロ『忘れられた巨人』。実は数年前に前作『わたしを離さないで …

no image

リチャード・カウパー『クローン』(サンリオSF文庫)

猿が共産主義的階級闘争を人間に挑んでいる2070年代。天才的記憶を持つ男女のクローンとして4人の少年が生まれたが、彼らのおそるべき力はフランス人なもんでいきなりエロに向けられたため、怒った女医が記憶を …

no image

第30回読書部 レーモン・ルーセル『ロクス・ソルス』

これまではmixi内に専用コミュニティを作っていましたが、特にクローズドでやる必要もないと判断し、自分のページで告知することにしました。 次回読書会課題図書はレーモン・ルーセル『ロクス・ソルス』(平凡 …

no image

iPad購入はiPhone導入よりも大きなインパクト

いわゆる新しいiPadを買った。一応本好きを名乗っているものの、ipadを買うまで電子書籍は自分に縁のないものと思い込んでいた。読んでいない紙の本がたくさんあるから余計にそう感じたのかもしれない。目の …