ジーン・ウルフ『ピース』タイムラインその1


Sirius Fictionを訳してみる。でもまだ半分。昼メシ食って寝なかったら続き書く。

(1891 アンブローズ・ビアスが短篇「男と蛇」の中でモリスター「科学の脅威」に言及する)

1895 オールデンの母誕生(これは「母は二十五歳だったはずだ。ぼくは六つ。ボビー・ブラックが大怪我をしたつぎの年だ。」にもとづいている)。

1914 オールデン誕生。第一次世界大戦開戦。

1918 第一次世界大戦終戦。

1919 オールデンが5歳の時の5月、ボビー・ブラックを階段から突き落としてしまう。鹿革で作った偽物のインディアンの絵をオリヴィアの集まりで描く。

1920 禁酒法施行。12月にオールデンは母方の祖父からスカウトナイフをもらう。当時18歳で死んだという記述から、冷凍倉庫の悪ふざけで犠牲になった青年が生まれたと推測できる。

(1922 ラブクラフトが短篇「魔犬」でネクロノミコンに初めて言及する)

1923 (エリナー・ボールド・ポーターの甥)ボビー・ブラック死去
・オールデンの両親はヨーロッパに渡り、オールデンはオリヴィア叔母と住むことになる。
・6月に卵の磁器(象牙)の件。オリヴィアは26歳と主張しているが(P.138)、ごまかしている。彼女は30歳に近くなっていた。
・8/3 マカフィー41歳の誕生日パーティーでオリヴィアはジュリアス・スマートと出会う。オールデンはスマートは当時「少なくとも叔母より五歳は年下だった。(P.209)」スマートのティリー氏との体験は大学を卒業した年の夏に起こったことで、当時スマートは24歳くらい。チャーリー・ターナー(犬少年)の母ジャネット(in one of the few references to larger world events in the text) は、「腕がないのに慣れてしまうと二十歳をそう越えてはいないだろう」(P.193)兄弟の1人がフランスで殺されたと言っている(P.200)が、明らかにこれは第一次世界大戦である。オールデンはこのパーティーの時に9歳。オールデンはスマートの話をビル・バトンにしようとした(P.189)。オールデンが49歳で会社の社長になるのは40年後で、およそ1963年のことである。

(1924 「リバティー」というタイトルの雑誌が発行された(1924-1950)。ブラック医師の待合室でオールデンの母が読んでいる雑誌のタイトルと合致するようにみえる(P.214)が、他のタイムラインと合わない(母が雑誌を読んでいるのを見たオールデンは4歳だ)ので、おそらく別の「リバティー」誌だったと思われる。)

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