ジーン・ウルフ『ピース』人物相関図その4


4.ゴールド

ここが最も人物の関連をつかみにくいと思った。
それまでは幼少期だったのに、一気にオールデンが50代になってるから、未来にすっ飛んだような気になる。
加えて、ステュアートがぼけちゃった。
オールデンのことをずっとジミーと呼び続ける。
ジミーは恋敵の1人、ジェイムズ・マカフィーの呼び名だ。
そしてステュアートがいろんなところでボケをかます。
それがどこまで虚でどこまで実なのか。

実際のジェイムズ・マカフィーのことはロスコー・マカフィーと呼ぶ。
ロスコーはどこから出てきた名前なのか。
ぼけているのは実はステュアートではなく、オールデンなのかもしれない。

ここで一番気になるのはロイス・アーバスノット。
彼女はなぜ突然物語から消えたのか?
280ページでは「アーバスノットさん」という呼称になっている。
「ミス・アーバスノット」ではないのだ。
原文がどうなっているのか気になる。
「未来から去った」という彼女の運命はいかに。
謎は深まるばかりであります。

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