3月に読んだ本

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収入がすごく減ったので、図書館利用が増えた。出版社・書店諸氏には申し訳ないが(取次には謝らない)、本を読む時間と本を買う時間を捻出するのが難しいけど、本が好きという人もいるということでご容赦願いたい。

2014年3月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:4098ページ
ナイス数:57ナイス

純米酒を極める (光文社新書)純米酒を極める (光文社新書)感想
経験に裏打ちされた日本酒業界への強烈なアジテーション。なるほど、「上原派」なる人々が存在するのもうなづける、清酒ではない日本酒を追求する著者の背中を拝むことができる入門書。そして毎年同じ味の酒ができるわけではないことや、本来はワインのようにある程度熟成してから飲むものだ、など、骨太の常識を叩きこまれます。本書が出てから10年、日本酒業界はどのように変わったのかは、自身の舌で感じるしかない。
読了日:3月28日 著者:上原浩
ふらっと朝湯酒ふらっと朝湯酒感想
ゴローちゃんが久住さんなのか、久住さんがゴローちゃんなのかわかんなくなってきた。それはそうとして朝寝朝酒朝湯はみんな大好き!We are Shosuke Ohara!それを健康的に実践する本書は、意外に大田区の黒湯が多くておもしろい。おっさん臭い趣味とはわかりつつも、そこに癒やされてしまう著者と読者。その楽園を作るのは何気ないメシと変わらない銭湯。コンプライアンスとかビッグデータとか言いっこなし。目の前のものを当たり前にじんわり楽しむのが最高の湯楽なのであります。
読了日:3月28日 著者:久住昌之
旅先でビール旅先でビール感想
プロの文章。旅行・居酒屋・歴史などについて、実際の旅の経験を元に語られる。2005年の発行なので、当時の宮城県や福島県相馬などの落ち着いた風情も愛情深く語られるが、翻って現在では跡形も無いことにがっかりする。旅行記でありながら、既に10年前となった21世紀初頭の空気が明らかに現在とは異なることを思い知らされる。
読了日:3月23日 著者:川本三郎
天草四郎の妖術天草四郎の妖術感想
白痴の天草四郎は如何にして長崎のバテレンをまとめあげて幕府に弓を引いたのか!?国枝史郎の肩慣らしとして最適の短篇。おおむね国枝史郎は剣術と悲恋と奇形と妖術でできていますが、ここでは妖術分のみを吸収することが出来ます。
読了日:3月21日 著者:国枝史郎
酩酊女子 ~日本酒酩酊ガールズ~酩酊女子 ~日本酒酩酊ガールズ~感想
分かりやすく敷居を下げた本。個人的に、興味のある分野はハードルが高くて、偏見くっきりの方が読んでいて楽しい。という点では小説仕立てになっていることで、日本酒そのものへのピントが甘くなったように思えた。ただ、紹介されているのはレアなわけでもなく、日本酒のふところの広さを知るには良さそう。
読了日:3月15日 著者:酩酊女子制作委員会
男のミカタ1  夢の中まで語りたい (magazinehouse pocket)男のミカタ1 夢の中まで語りたい (magazinehouse pocket)感想
癒し。三十代男はわがままと社会との適応でかわいいものですよね。
読了日:3月15日 著者:松久淳,大泉洋
イギリス〈4〉集英社ギャラリー「世界の文学」〈5〉イギリス〈4〉集英社ギャラリー「世界の文学」〈5〉感想
フラン・オブライエンのドーキー古文書のみ読了。第三の警官読書会に向けて読んでおいて良かった。場面がかなり被り、平行世界的な楽しみ方もできる。ラスト一行に驚愕。本当に?
読了日:3月13日 著者:
藤子・F・不二雄大全集 SF・異色短編 1藤子・F・不二雄大全集 SF・異色短編 1感想
ドラえもんやハットリくんなどのメジャーどころしか読んだ/見たことのない者として、改めて発想・絵の巧さに驚く。SFというジャンルでは珍しくないネタを、柔らかい線と吸引力のある人物で元ネタらしいものを忘れさせる没入させる力がすごく、おもしろい。まんがから離れている人にこそ読んでもらいたい。
読了日:3月9日 著者:藤子・F・不二雄
居酒屋 ホロ酔い気分―お酒は日本酒、肴は時季居酒屋 ホロ酔い気分―お酒は日本酒、肴は時季感想
日本酒の銘柄と旬の食べ物には詳しくなれる。だが、肝心の文章は独りよがりで、酒もメシも台無しだ。おそらく日本酒に詳しい著者の仮想居酒屋なのだろうが、右手と左手で将棋を指して、右手はいつも強いなあと自画自賛するような描写が続く。こんな居酒屋鬱陶しくて絶対行きたくない筆頭。
読了日:3月9日 著者:蝶谷初男
ノーストリリア (ハヤカワ文庫SF)ノーストリリア (ハヤカワ文庫SF)感想
コードウェイナー・スミスは本当にかっこいい。物語がいいだけじゃなくて、人が如何様に考え、如何様に進化するかを物語る。進化の先ですら人間(真人)は知能のある下級民を差別せずにはいられない。物語の設定がシンプルであるからこそ、意思が通じる相手にも差別心を持ち続ける人間(真人)の業の深さ、下級民を絶滅させようとする動きと利用しようとする動きの両方によって物語が駆動していることを感じながら読んだ。
読了日:3月9日 著者:コードウェイナー・スミス
CDジャーナルムック 青島幸男読本CDジャーナルムック 青島幸男読本感想
意地悪ばあさんのイメージよりずっと天才。
読了日:3月9日 著者:
ハイパフォーマンスWebサイト ―高速サイトを実現する14のルールハイパフォーマンスWebサイト ―高速サイトを実現する14のルール
読了日:3月9日 著者:SteveSouders,スティーブサウダーズ

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