ロシア文学

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『ナボコフ全短篇』を読む試み その2

【楽天ブックスならいつでも送料無料】ナボコフ全短篇 価格:8,424円(税込、送料込) その1はだいぶ昔に書いたはず。今回は『ナボコフ全短篇』を頭から読み始めたら、まったく止まらなくなった。 「森の精」は以前読んでダンセ...
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2013年の読書ベスト10

2013年は中野好夫で明けた。ディケンズ翻訳の気品とべらんめえ調が混じった勢いが素敵。その舞台裏とも言える『風前雨後』(講談社文芸文庫)は著者のぴりっとした佇まいが感じられる名エッセイ。 #bestof2013 アート・スピ...
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ナボコフ『賜物』(河出書房新社)

ナボコフの魅力を他人に伝えるのが難しい。ボルヘスなどと並んで「これさえ読めば海外文学通を気取れる」名声を持った作家だが、そう言われるには理由があり、それでも伝わりにくいのは、物語のあらすじではまとめられない細部の美しさのためだと思う...
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ナボコフ『賜物』第1章

池澤夏樹編集の海外文学全集は、これを出したことに最大の意義があったと思う。それまで文庫版がしばらく品切れで相当な高値をつけ、いたずらにナボコフへのハードルをあげてきた戦犯の一冊だ。ナボコフは実際に読んでみると確かに詳細がつかみにくい...
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ナボコフの文学講義

このたび文庫版で上巻と下巻に分かれて『ナボコフの文学講義』が出るらしい(ハードカバーは『ヨーロッパ文学講義』)。誠にめでたいことです。思い起こせば文学部に入ったものの麻雀浸りで本を全く読んでいなかったあの頃、古本屋で偶然見かけたのが『ロシア...
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『プラトーノフ作品集』「粘土砂漠」

ソローキン『青い脂』読書会の日、ソローキンの読書会だというのにすっかりプラトーノフ『土台穴』にはまっていて、集団化のばかばかしい恐ろしさについて熱くなったりした。打ち上げに行く途中の古本屋で岩波文庫からもプラトーノフが出...
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『2666』を読みながら心はロシア

『ロシアとソ連邦』、『記憶の中のソ連―中央アジアの人々の生きた社会主義時代』を読んだ。普段読まないような社会主義について調べているのは、ソローキン『青い脂』から触発されているためだ。「なぜソ連の人々は同朋を大量に殺してまで社会主義という実験...
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第28回読書部 ウラジーミル・ソローキン『青い脂』

『青い脂』の読書会なんて下品な課題図書ではたしてどれだけの人が集まるやら、という気苦労は杞憂に終わり、募集から1週間もせずに10名以上の参加表明があり、驚くやらうれしいやら。高田馬場にあるルノワール系の会議室を使いましたが、思っていたより広...
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今日の本棚

来週のソローキン『青い脂』読書会に向けて、地味に読了。最後は確かに感動するというかアホなんですが、全体を通してロシア人はタフで、わたしなんかが住もうとしたら3日で体を悪くしたり誘拐拷問されてあっという間に死んでるな、と思ったことです。それは...
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サーシャ・ソコロフ『馬鹿たちの学校』(河出書房新社)

馬鹿たちの学校posted with amazlet at 10.12.31サーシャ・ソコロフ 河出書房新社 売り上げランキング: 83574Amazon.co.jp で詳細を見る 分裂する人称が時間と実体を超越する。パーヴェ...