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ハンナ・アレント『責任と判断』その1

演劇部だったときに顧問から「この芝居で取り上げられている殺人者というのはフィクションではない。自分の状況によって人は考えてもみなかったような人間になってしまう」と指摘されたことがありました。当時、ラブクラフトと寺山修司にはまって陰鬱な学生生...
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第57回読書部テジュ・コール『オープン・シティ』

第57回の報告でありますが、まず最初に第56回トマス・ピンチョン『V.』読書会の報告が抜けていることを謹んでお詫び申し上げます。めんどくさくてまとめておりませんすいません。「過去を書き換えていくこと」「プロフェインのからっぽさ」「後半につれ...
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若い人と年輩の人が出会って生まれる火花:『女子学生、渡辺京二に会いに行く』

言われてみれば石牟礼道子に関係して名前を見たことがあったかな、くらいの認識だった著者。手に取ったのは荻原魚雷『書生の処世』(本のチョイスがわたしの見落としているものばかりでよかった)がきっかけでずいぶんほめているし、著者と女子学生は...
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名作なのに挫折している文学

エリオット『荒地』の日本語解説があった。これがあればわたしにも読める、読めるぞー! T・S・エリオットに限らず挫折している本、または読んでいないけれども読む前から挫折している本というものが家にある。挫折している本は他に有名どころとして...
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断捨離、自炊、本との別離

本が好きという人もいろいろだ。わたしの周囲には数千冊から数万冊所持している人が複数いるので勘違いしてしまい、本を読むためにはまず本を所有しなければならない、それも余るくらいに、という信念が若い頃にはあった。本棚2竿に加えて床や押し入れにしま...
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ジェームズ・W・ヤング『アイデアのつくり方』は50年たっても色あせない名著

Webサイトを更新しようと思っても、ついつい後回しになってしまう。仕事や毎日の家事を優先してやってしまうと、記事を書く余力が残っていないのだ。だとしたら、先に記事を書いて後で仕事をすればいい。何年もサイトをやっていてようやくそのことに気がつ...
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詩は読めないけど持ち続ける

「#あなたの本棚のあいうえお」タグを見て我が家はどうかなと本棚の前に行くと、辻征夫が眼に入った。『かぜのひきかた』『河口眺望』『かんたんな混沌』と、「か」から始まる本ばかり。『鶯─こどもとさむらいの16篇』は買わずじまいだったなあと思い出し...
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イスラーム文化について知りたい

きっかけはボランティアでユダヤ人の本を読んだことがきっかけだった。ユダヤ人というと、アウシュビッツで迫害された人々だけど今ではメディアやIT業界に多くの名士を排出しているアメリカ・イスラエルを中心とした世界の黒幕、という通り一遍のイメージし...
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2017年12月に読んだ本

12月はなんだかんだで忙しく、冊数は少なめ。でも、去年1年でみると目標の100冊にはマンガなどを含めてなんとか到達したのでよしとしたい。 でも、本を読んで何になるんだというのはふとした拍子に思う。数の問題ではなく、よい本に出会えたかど...
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第55回読書部活動ハサン・ブラーシム『死体展覧会』(白水社エクス・リブリス)

去年は読書部の活動報告をすっかりさぼっていたので、今回の読書会が何回目か忘れてしまいましたが、たぶん55回目です。 今回の課題図書ハサン・ブラーシム『死体展覧会』はまったく素性の知れない中東の作家ということで身構えていたのです...